たとえ偽りに終わったとしても

趣味のこと書いてます。詩の投稿掲示板サイト代表のブログでしたが。

救済を求めてわらう人々―武田地球氏「わたしの龍」を読んで

カンボジアの果物係りは最高だった。こんなに素晴らしい作品を書いちゃってどうしちゃったんだろう地球さんはと僕はびっくりしたし、詩人になっちゃったなあ地球さんはと、地球さんが遠くへ離れていってしまったような気持ちになった。あれから2年経ったけ…

詩を書く言い訳をするには覚悟がいる~田中修子氏「うみのほね」を読んで

人の死は常に外界の傍にあって、その主体無き滲みのようにある死の感触は確かめることが難しい。確かめる手段が一つあるとすれば、生きる覚悟。 私が田中修子氏の詩に興味をもったのは2019年の3月だったと記憶している。彼女の存在を以前から知っていた。Bの…

渋谷陽一×宮崎駿監督のインタビュー本を読んでマインドが変わった

渋谷陽一という人を今の若者諸氏は御存知だろうか。カルチャー総体としての捉え方、観点といったところの影響を私は強烈に持っていて、近年、ネットにおけるメディア(そんな大袈裟なことではないし、私が主体者なわけでもないが)に関わるなかで、無意識に…

自ら詩を選ぶことを放棄した詩人たち

くたばれビーレビュー、本当にくたばってしまったのか。2019年2月投稿作品分のフル選評を私も含めて誰もやらなかった。選ぶに相応しい作品が投稿されなかったのか。そんなことはない。一つだけ作品を挙げると、久しぶりに投稿されたひいらぎ氏の作品などは準…

私の仕事

言葉の次にはこの言葉があり という作業が不得手であれ 私のプレゼンは 実績を残せるものとして評価されている プレゼンとはイメージだ 合理に沿って誘引されるのはお客であって プレゼンの対象事物をイメージ化し 良質さの確信を持っているのは私である 確…

たとえ偽りに終わったとしても

寝台列車に乗車する前後からずっと500マイルを聴き続けていました。眠れないままに到着した東京駅。ビルディングを眺めながら私はまだピーターポール&マリーの500マイルを聴き続けていました。既に失われた故郷には、友人も恋人も、家族も誰もいなかった。ブ…

動画でもつくれば批評より紹介が詩に必要になる

批評を言葉に発してやる、批評を放送でやる、生放送で批評をやることは不向きなものだとさっき気が付きました。それは思うに、批評というものは理に適ってないとだめだからなのでしょうね。生放送だと、時には理から外れますもんね。先日ツィートしたけど、…

ゼロ位置と誤差について

書きたいと当初思っていた作品にはならなかったので、別の、過去不完全に終わっていた作品と合体させたものに作り変え、ビーレビに久しぶりに投稿した。代替えのきかない己にしか書けない詩文。僕がそれを書くことに成功したのは「赤い川」だけ。事実を書く…

ララァとアムロとシャアとシンジとレイとアスカ

これは私のなかのガンダムとエヴァである。ソースも調べずに書いている。もしかしたら既に誰かが述べられてることかもしれない。誰も読んでいない当ブログだから許されると思って書いている。さっき首都高を飛ばしていてハッとしたから書いている。 特別なラ…

福生/FUSSA―本物というやつ―

今週のお題「好きな街」米軍横田基地がある福生。70年前後のニッポンヒッピーカルチャーの聖地であり、大滝詠一さんがスタジオを構えた街。ストリートスライダーズがいたライブハウスUZUも福生。伝説の漫画「SEX」が舞台とした街も福生だ。国道16号沿いにア…

KILLER TUNE RADIOな気分でいる

私は物語のなかに現在いる。物語のなかに在ることにしている。ラジオ番組をやるという物語のなかにいる。50年も生きればブログに書けるネタはたくさんある。それを書きたくない。言いたくない。バカにされる中高年でいい。バカにされる理由は年齢に相応しく…

東京冒険忌憚ある夏の日

2016年の夏、冒険をたくさんやった。いろんな人に会いにでかけた。7月30日は刺激的な1日だった。ネット詩やらの場所にもまだ足を踏み入れてはいなかった。詩を書こうなんてこともまだ考えていない。大森靖子さんには出会っていた。twitter上で意味もなく知ら…

黄金狂時代、つまり昭和プロレス

1976年。ウィリアム・ルスカが両手を大きく広げ、猪木と対峙し、その4ヶ月後、日本武道館のリングでは猪木対アリ、所謂、世紀の対戦が行われた。私は小学校2年生だった。この年1976年から前田日明が新日から解雇通達された1988年までのプロレスを何らかの形…

二千年と十八の年

始まりがあって終わりがあるとすればそれが星々でそれから、それから十八の君がいる。月と太陽の始まりと終わりのあかりを気がつかせてはくれないまま、そのままに十二の弦を張り替え奏でる。奏でる他に生があることを知れない。二千年が始まる一日目に授か…

赤い川

完全なるものが鬱陶しい語られるほどに無能な川底を回る魚のようで 湧き水を汲みに行った先おねえちゃんがいう「完全なるものは三千世界といってね」 「完全なるものは死なないんだね」と意地悪に返した髪が抜けて鬘をしたおねえちゃんは顔すら動かせなかっ…