たとえ偽りに終わったとしても

趣味のこと書いてます。詩の投稿掲示板サイト代表のブログでしたが。

子供の遊び場で君に会いたかった。かもしれない。

4月の人事異動で大阪赴任が解除になり、関東へ戻ることになった。その関係で、急に仕事が忙しさを増していて。気持ち的にはやり残しが無きようにSNS、そしてビーレビから身を引きたいかなと。そう思うと、2016年の9月に文学極道に投稿を始め、ビーレビの創立に関わってからの約2年、私はいったい何を目指してきたのだろうかと振り返ってしまう。はたして、なんだったんだろうね。
ネット上の人格「みうらくん」の奥底に流れているものは(そんな大層なことじゃないが)子供ココロというやつだったのかもしれない。元々なぜ文学極道に参加したのかといえば、小説を上手く書けるようになりたい理由があった。で、なぜ小説を書いてみたい気持ちになったかというと、小学校時の友人が40歳の時に自殺したことが理由としてある。その友人とは、私が内向的だった小学校1年生の時に一緒にプラモデルを作ったことが何度かあった程度で、所謂、親友だったわけではない。内向的だったほんの一時に遊んでいた友人。大人になってSNSでその友人を見つけた。私は声を掛けられなかった。友人は私がじっと観察していることを知ることもなく、SNS上の日記に一言記して死んだ。それから6年ぐらいぼんやりと、その出来事が自分のなかにあった。単身赴任生活が始まった。私は再び内向的な人間に戻っていった。その行き着いたところが「みうらくん」だったのかもしれない。
アウトサイダーという定義はいろいろあるかもしれない。私のなかでのアウトサイダーとは外れた者という定義だ。大雑把だけれど。それもルールで囲われた内と外とか、そんな単純な線引きでもなく、病気か健常者かというものでもない。なんとなく人の輪に入れないこと。アウトサイダー。とても残念な気持ち、そんなものを持っているんです。みうらくんは。

ビーレビの創設時から関わってこられたまりもさんと対談した。twitter上、掲示板上、そのようなネットの場について会話になった。その時、僕は、やっと気が付いたんです。子供の遊び場があってもいいじゃないかって自分がずっと抱いていた気持ちに。ビーレビ掲示板では今、参加者が選評をする投稿型の選評がスタートした。この制度が進化発展して、参加者が自らで作っていくサイトB-REVIEWになればいいと思う。運営するのも、方向性を決めるのも、全部、参加者がやれるサイトになればいいと思う。既にある、与えられたSNSではなくて、みんなが作っていける子供の遊び場があってもいいじゃんって思う。大人だけれども。
そんなことを思っています。

ビーレビは御存知の通りルールとマナーを厳守することを第一義として立ち上がったサイト。それに対峙して私はやってきた部分もあった。今回の投稿型選評のアイデアを出してくれたのは参加者のsurvofさん。彼は「みうらくん」に困惑していた1人だと思う。そんな彼が出してくれたアイデアを元に、なかなかマナーを理解しないみうらくんと対峙しながらマナー厳守を貫かれてきた運営の花緒さんが草案をまとめてくれたことが僕は嬉しい。これって子供らしい友達のでき方だと思うんだ。

来週の日曜日にあるイベントに朗読で参加されるまりもさん。是非、遊びに行ってみてくださいね。

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